Mozarts Geburtstag

今日は1月27日、Mozart のお誕生日! 
ミカさん、とびさん、コメントをどうもありがとう! ウィーンは昨日の午後位からもの凄い強風、ウィーンだけでなく南、東オーストリアがやられてもの凄い被害がでている。あちこちの屋根が吹っ飛んでまだ死亡者は出ていないけれどちょっとたいへん。今も荒れまくっている。

トリノ

Wien2007-12-21

朝7時に出発、そしてバスで約1000キロ、トリノのホテルに着いたのが夜の9時頃、ホテルから歩いて5分程の所に有るピッザリアに行き6人程の仲間と一緒に食べ其れからくたくたになった体をベッドに入れ『ぐっすり』と、言いたいけれど旅行に出て一晩めというのは思う様に眠れない。
翌日はゲネプロが朝10時、ところが本番と違うホール、3時間。 その後は又ホテルにバスで戻りそこから町の中心へ歩いて行き少し町中を見物、それからお昼を食べてホテルに戻り少し昼寝。もちろん思う様には寝られない。それから6時45分にバスが出てコンサートホールに。1時間半程の練習をして本番は9時から。本番後は又バス,そして夜中じゅう走りウィーンに着いたのはお昼の1時頃。こういうきつい旅行をしたのはきっと初めて。オーケストラの仕事ではなくこれは内職、チャンバーオーケストラの仕事だったんだけれど廻りは皆若い連中、女性が半分以上。僕が一番歳とっていたな、きつかったけれど結構面白い仕事だった、しょっちゅうやりたくはないけれどね! なかには大きな枕とフトンを用意して来ていた者が何人といた、そう言う旅行に慣れているんだろうね。 とまあこんな旅行をして帰って来たのが昨日の話。くたくた。

おまたせー

やっとコンサート終わりほっとしている所、皆のコメントは読んではいたので結構こっちのニュースが日本にも入って行くんだなー,なんて感心していた。Boesendorferの事は今最終段階、一度はもうオーストリアに戻って来る、というニュースも出たのだけれどヤマハがまだしつこく喰いついているようで僕も大変にやりずらい。どうして外国のものを買ってしまおう、という人がたくさんいるのか。僕個人の意見では絵画などもその国の国家が買い取り売り物にはしない、と言うのが正しい姿勢だと思う。モネの絵はルーブルに有れば良い、そしてそこから時々世界中のムゼアムに貸し出す、と言うのが可能なはず。Boesendorferに関しても其れと同じでオーストリア国家が運営していくべき。 ややこしいのが弦楽器。勿論イタリアの楽器はイタリア国家が所持する,そこから世界中の音楽家になんらかのいい方法を使ってかしだす、と言う事も不可能ではないかも知れない。そうすれば現在の様におよそ人を馬鹿にした様な何億と言う値段で世界中で売買しないことになる。  さてと、コンサートは無事に終わった。プロが Mozart Beethoven,Bridge,Schubert.Mozart,Schubertはピアノトリオ。ブリッジのソナタと言うのは昔ロストロのアルペジオ−ネのレコードを買った人にはなじみの有る曲、アルペジオーネの裏に入っていた奴、日本人に受けそうな曲、ただちょっと長い。もうちょっと短いときっと有名になっていたのではないかと思う。ブリッジはブリテンの先生で他にも何曲か室内楽の曲も有るんだけれどこのチェロソナタが最も良いんじゃないかな?!
今日はこれからコンサート、今夜は聴衆としてでかけてくる!

おねがい

話の続き,今オーケストラの事を本にしてみようかと思って色々な事を考えている。そこで皆にお願い、一体ウィーン響のどのような事が知りたいか?
どんな事でも良いから出来れば具体的に僕に教えて下さい。
写真をたくさん入れた楽しい本にしたいと思っているけれどさてどんな事に成るか? 

すり

やられた! 1区のど真ん中にあるカフェでお財布を丸ごとあっという間にぬすまれた! 背広を椅子の背もたれにかけていたのが悪いんだけれどそれにしても家内が僕の真ん前に座っていたのにまったくプロのスリと言うのは考えられない様に盗みがうまい。感心している場合ではなく面倒面倒、まあ警察関係とクレジットカード関係は済ませたけれど可愛い写真とか名刺も盗まれたわけでそれが一番気分悪い、職業も分かってしまうしもちろん住所も電話番号も。おとといの話なんだけれど考えるとぞっとする!  皆注意してね!