宗教、ハイブリッド

いまヨーロッパで問題になっているのがデンマークの新聞に載ったアラーの風刺画。それが元であちこちの国でイスラム教信者が集まり抗議している。今朝のニュースでは死亡者が出たと言う事、多分アフガニスタンだったと思う。
宗教に対しては色々な意見が有り 此れが正しく此れが誤り,と言う事は無いと思う。ただいずれの宗教でも考えてほしいのは宗教とは時間とともに生きている物なのか,あるいは時間には関係なく存在する物なのか?1000年も2000年も前に書かれた書物,その時代のイデオロギーが今でも全て通用する物なのか? 一方通行的な物か,もしそうではないのなら会話が可能な物なのか? 宗教自体が時代に学ぶ事は有るのか?
 
海を汚せば自分の体を汚す事に成る,もちろん海だけではなく全ての環境が結局は自分の体。 ちょくちょく日本へ行きおいしい日本食を楽しんでいる、じつにありがたいことだ。日本人の様に有るそのものを生で食べる,と言う習慣の国にとっては環境が実に大切なのは言うまでもない所、何年か前からトヨタで売り始めているハイブリッドの車などは無くては成らぬもの。考えとしては随分前からヨーロッパであったそうだが売り出す所までいかず諦めてしまった。
日本ではトヨタだけでなくホンダも売り出しているからバッテリー関係の技術がいかに進んでいるかと言う事だろう。
ダイムラーベンツがニューヨークの路線バスにハイブリッドを投入,などと言うニュースも入っている。日本の技術が世界中に! 嬉しい事だ。ヨーロッパでは,特にオーストリアではディーゼルエンジンを国が気違いの様に後押しする。どういう理由だかはよく分からないがディーゼルの方がガソリンより安い,と言うのが表面的な理由だろう。アメリカ 日本 と此れだけ公害に悩まされた国がなるべくディーゼルから遠のこうとしているにもかかわらず未だにディーゼル ディーゼルと言う姿勢には理解に苦しむ。そして未だにフィルターの開発に力を入れているようだがフィルター効果より最初から公害ガスの少ないエンジンの方が良いのは当たり前。もちろんヨーロッパの自動車会社がハイブリッドの為につぶれていくのも大きな問題なのでこのところさかんにハイブリッド車を批判する記事が増えている。
高速道路では確かに普通の車とは差はない。ところが最も公害の多い町中では今の所ハイブリッドよりすぐれた物は無い。せっかくこうした素晴らしいテクノロジーを開発する日本でなぜ多くの人がわざわざ外車に乗っているのかそこが分からない。戦争に負けたからかな? 外国に住んでいるとなおさらかも知れないけれど 日本と言う国が本当に良い国であってほしいと思う。