今年は雪が多い、町中に居るとそれほど感じないのだが例年に比べ確かに雪が多い。新年に成ってすぐに起きたドイツのスケート場事故、あれも雪が積もって屋根が雪の重さに耐えられなく成った。そう言う事故がこのところあちこちで起きている。それで気がつくのだが昔の建物には平らな屋根が少ない、もともと雪の多い国には出来るだけ傾斜の有る屋根を作っていたのではないかな? 日本でも雪国には平らな屋根の建物は少ないはず?! ここ何年と温暖化の為に雪が少なく油断をしている為に建築デザイナーが自然のエネルギーのパワーを忘れているのではないか?
オーストリアでは『なんとかかんとか新デザイン建築』に尖った屋根の建築物は減って行っている。たしかに平らな屋根を作る方が金銭的に安あがりするだろうしスペースも取れるでしょう、その為にでもこの様な事故が起こる率が高く成るのならすぐさま頭を切り替えるべき。太陽エネルギーパネルの為にも出来るだけ屋根面積が大きい方が良いしこれからの建築物はきっと世界単位で変わって行かなくては成らない物なのではないかと思う。見た目がどうのこうの、と言っている余裕は無くなっている。