Brahmssaal

さて、大切なコンサートがやっと終わった。本番と言うのは何歳になっても何回やっても難しい物。いま迄に何回とこのホールで弾いたがブラームスソナタを弾いたのは初めて、気分爽快、とはこういうことを言うのだろう。ブラームスがまだヴィーンへ出てくる前に書いたこの1番ソナタ、元々4楽章性だったらしいが2楽章に満足いかずその楽章は捨ててしまった,と言われている。そのために2楽章にメヌエットが来る、とてもユニーク、そして音楽的に解釈の難しい(バッハのフガートをロマンティック化した)3楽章。数多く有るチェロソナタの中でももっとも素晴らしい曲の1つ。まったくブラームスは良いな。 来年2月には横浜でベートーベン3番、そしてシューベルトを弾く予定。これまた素晴らしい。 今から楽しみだ、しっかりと勉強しないと。ま、でも今はそろそろ寝る事にしよう。