ただいま!

今朝8時頃ウィーンに戻って来ました、寝台車などと言う物は1975年にロシアで乗ってからずうっと別世界だったのでその
『あっとおどろくためごろう』の狭さにびっくり。まったくよくここまで狭く作る事が出来るか、という狭さにはおどろいた。
ま、でもそんな事はどうでもいい。朝早い飛行機だったのは安いチャーター機だったから、と言う事は後で分かった。スイスで弾いた曲は
メンデルスゾーンの宗教曲、教会で弾いたのでなかなか時期的にみても良いコンサートに成った。

 コメントに有ったアルペジオーネには30年早い、と言う事だけれど 例えば少し指揮を勉強した人がすぐさまベートーベンの9番交響曲を振りたく成ったりブルックナー9番、マーラー9番、と大きな曲を振りたい、その気持ちはよく分かる、けれどもやはり地盤からゆっくりと固めて行くべきじゃないかな?! じゃその地盤て何? と言う事に成る。 職業音楽家とアマチュア楽家の差は? この差は巧い下手の差ではなく人前で演奏してお金を取るか取らないか、それによって生活している人が職業音楽家、そうではなく趣味としてしている人がアマチュア。音楽が好きで好きでたまらない人に『あなたはアマチュアなんだからシューベルトはひいてはいけません』などと言う事を言う必要が有るのかな? 作曲家の立場から見ると? 芸術と言うのは分からない事ばかり、勿論芸術だけではなく人生そのもの。待てよ、考えてみると人生そのものが芸術なのかな?